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経営者に必要な逆算して考える力を身につける方法

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『目に見えない「調子」が可視化される』
-バイオリズムによる逆算が生み出す最高の結果

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井後 史子 さん
マザーグループ株式会社 代表取締役CEO

目次

私が溝口式分析学と出会ったのは、12年ほど前のことです。
すでに会社を経営していた当時、従業員が増えていくにつれ、人の配置や、人のトラブルが増えていました。人には得意不得意がありますし、能力も違うはずです。人の能力や適性が分かれば、もっと適材適所に配置できるのにと考えていました。

そこでアドバイスしてくれるところに4ヶ所ほど行きました。
人の素質に合わせた配置を行動心理学をベースに統計学で分析し、アドバイジングしてくれるところでしたが、私には難しくて、扱えそうにないなと感じるばかりでした。

そんなとき、誰かのメルマガで、溝口先生の著書『潜在能力が目覚めるバイオリズム』が紹介されているのを見ました。そのメルマガでは、溝口先生がアメリカから分析学を持ち帰り、日本の風土に合わせて溝口式分析学として確立され、企業に提供されているという紹介もされていて、興味を持ちました。
本を購入し、巻末に記載されていた分析依頼もしたのですが、先生本人にお会いしたいと思い、溝口先生の個人会見を受けることにしました。
著書を読んで、すぐでしたね。

こういった先生方は、直接お会いできる機会が少ない場合が多いのですが、溝口先生は予定が合えばいつでもお会いしますよと、間口が広かったのが印象的でした。お会いできるなら、ダイレクトにお話が聞けるし、相談もいろいろさせていただこうと思いました。

他とは全く違った溝口先生のアドバイス

初めて先生に会ったときは、普通の方ではないオーラを感じましたね。
アドバイスでは、私の会社の会ったこともない従業員について、的確に性格・性質や行動パターンを示されたのが衝撃でした。それで、先生のすごさと溝口式分析学のすごさを体感しました。

さらに、溝口先生は私のすべての相談についてアドバイスしてくださいました。
私のプライベートや、女性として会社をどうしていくべきか、会社の現状からこの先どう展開していくべきかといったこと全てです。

これまで相談したところでは、一部のアドバイスしかしてくれませんでした。
この部分はアドバイスできるが、こちらの部分はできませんということばかりでした。例えば、人員配置についてはできるが、プライベートや会社の発展についてはできないとか、人の育成についてだけとか、会社の仕組み化だけといったふうです。

中でも、当時会社を2つに分けたいと考えていたのですが、どこに相談しても反対されたり、担当外だと言われたりしていました。
しかし溝口先生はすぐ、「そうしたほうがいい」とおっしゃいました。
日本の企業もそうなる、組織化について他の企業にも勧めていると教えてくださいました。

これまで相談したところとは全然違いましたから、その場で顧問になっていただけないかとお願いしました。

不安だったメンタルセラピストスクール

私は溝口先生からアドバイスが欲しいと思っていたので、自分で溝口式分析学を学ぶという考えはありませんでした。先生から分析学を学べるスクールがあると聞いても、学ぶことで先生のようになれるものなのか、スキルや経験のいることですから、学んだあと活用できるかなど自信がありませんでした。

ただ、先生のおっしゃるところが少しでも理解できるのであれば学びたいなとも思いました。

そんな不安を先生に伝えると、「学んでみてから考えましょう」と言われました。大事なのは学んだあと、そこはフォローするから大丈夫だよとも言われました。スクールにもフォローアップ制度があり、溝口メンタルセラピストスクールに入校することに決めました。

入校したのは、2009年、大阪でスクールが初開校されたときです。

実際に入校した最初の印象は、「難しい」でした。
先生は簡単に分析の内容を言われますが、性格タイプの6パターンバイオリズム能力適性など、内容も組み合わせも多く、覚えられないと思いました。とにかく行くと決めた以上最後まで行こうという思いで通っていました。

仕事との両立は特に問題ありませんでした。スクールは週末でしたから、平日は仕事に集中できましたし、毎週ではなく、2週に1度だったのも行きやすかったですね。
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一歩ずつステップを上がった卒業後の活動

卒業後は、すぐ人にアドバイスすることは考えられませんでした。
まず自分の周りにいる方、友人や社員、仕事先の方の分析データを見ることから始めました。見ると、バイオリズム通りに出会っているなと感じました。
私がバイオリズムの高いときに出会っている方とは、ずっと継続してお付き合いさせていただいていました。逆に私のバイオリズムが低いときに出会った方は、その後そんなにお付き合いが深くなっていないことが分かりました。
また、出会ったときよりも、関係が続いていくとマッチアップ分析の結果がぴったりであることも実感し、おもしろかったです。

そんなふうにまずは、人にアドバイスするのではなく、趣味のように分析結果を検証するようになりました。

次に、興味を示してくれた友人の分析をするようになりました。
データを取り寄せる費用と、私のモチベーションを上げるプラスアルファをもらう形で始めました。

やっていくと、私もおもしろくなると同時に、相手も興味を示して下さる方が多かったです。もっと興味がない人が多いかなと思っていましたが、私の周りには興味を持つ人が多かったですね。

自分のできる範囲で知人から始めたのが今につながる第一歩ですね。
最初は、数千円をいただき、学んだテキストを見ずに話せるようになるところからでした。経験をつけるところからでしたね。

溝口式分析学は「調子」が可視化される

溝口式分析学について説明するときは、人がもともと生まれたときに持っている、素性、素質や、性格、性質、潜在能力がそれぞれあり、そこを活用する分析学であること。
調子が良い悪いという、その目に見えない「調子」が、年・月・日・時間で可視化されるのでとても活用しやすいこと。分析精度は3兆9億通りあること。一度聞いてみるだけでもいいんじゃない?といった伝え方をしていました。

また、知らなくても生活はしていけるし、生きてはいけるけれど、何か事を起こす、決断をしなければいけない立場の人は、決断のツールの一つとして活用されるととてもいいこと。
溝口先生は上場会社などにアドバイスされている方で、ビジネス現場でも実際活用されている分析学であることを伝えることもあります。

体験談を聞かれたら、実体験をお伝えします。

私は、誰とやるか、どのタイミングでやるかで、事業はすごく成長もするし、一瞬で下がることも経験しています。どの経営者さんに聞いてもそうおっしゃいます。
だから「誰とやるか」「どのタイミングでやるか」があらかじめ60%ぐらいの可能性でわかるということがとても大事です。
また、新規事業やビジネス、パートナーシップであっても、わっと盛り上がったものは沈下も早いということも感じてきました。

溝口式分析学を活用すると、バイオリズムの高いときに仕掛けると、8割方可能性が広がりやすいです。しかし、バイオリズムが低いときに出会った方と盛り上がって起こしたことは、次の自分の盛り上がりが来たときにはもう終わっている。
それを私自身、ビジネスやパートナーシップでとても感じてきましたから、そんな話をお伝えします。
さらに、相手の悩みに合わせて、もっと詳しくお伝えしていきます。ビジネスならビジネス、人間関係なら人間関係の実体験ですね。

逆算的に考えられる力

溝口式分析学を学んで変わったこともあります。
私はこれまで、自分で先が見えなければ、もういいとあきらめていました。しょうがないなと思い、その先に欲がありませんでした。自分から何かを積極的にやることも少なかったです。
しかし、バイオリズムを知って、今が良い時と言われると、動かないともったいないと思うようになりました。

逆算的な考え方にもなりました。
例えば2年後にこんな可能性があるなら、今やっておいて損はないなと。女性は特に「今」を考えることが多いですよね。でもそうではなく、先を考えてそこから逆算して考えます。そこが変わったのが一番大きい成果だと思います。

持っているスペックを使い切る方法

1日のバイオリズムに合わせた変化もあります。
本屋さんに行けば、経営者たるもの朝4時、5時起きすべきだと書かれています。私にとってそれは苦痛でしたが、世の中でいいと言われるものは、がんばって取り入れようとしていました。
でも朝から活動すると、昼には元気がなくなるんです。私の一日は12時間しかないという気持ちでした。

バイオリズムを見て、私は朝が弱いとわかりました。これにはほっとしましたね。

朝のバイオリズムが低いとわかって、朝食に固形物は取らないようにしました。
これは同じバイオリズムの人全員に当てはまるわけではありませんが、私の場合、重たいものが内臓に入ると眠たくなってしまうので、いろいろ試した結果、朝に固形物をやめると、調子がもつことがわかりました。

睡眠も変えました。
朝早く起きることはやめ、ゆっくり眠ることにしました。その代わり、調子がいいときは夜遅くまで活動しています。がんばって必ずそうしているわけではなく、早く寝るときもありますが、パフォーマンスはかなり上がりました。もともと持っているスペックがちゃんと使えるようになった感じかもしれません。

スムーズになった組織運営

会社では、№2の者にも溝口式分析学を学んでもらいました。私一人が理解しているだけだと、なかなか浸透しないのですが、もう一人理解していることで、共通の言語が生まれます。
人員配置だったら、彼女は今こういうバイオリズムだから…というふうに話を進めることができます。そこから話がとてもスムーズにいくようになりました。

一人で全社員を把握して活用しようとすると、無理が出てくることもあります。突然の異動に不満が出るなど、時期をもって徐々に浸透させていかないと、抵抗が生まれることがあります。

社員の抵抗を生まないようにするためには、自然にこちらの意図を受け入れてもらえるよう時間をかけてそういう風に持っていきます。

直接、バイオリズムがどうだといった話は、社員にはしません。裏で見て、通常の面談内容に活かしています。
例えば、「この業務よりも、あの業務のほうが得意なのではない?あの業務をやってみたくはない?」などと投げかけると、「やってみたい」と返ってきます。そこで、「じゃあ今の業務が〇月でいったん終わるから、翌月からやってみましょう」といった感じですね。

裏では適性やバイオリズムを見て、それに合わせた異動なのですが、本人には言わず業務の自然な流れで進めていきます。

これも逆算的な考えですね。1年をリズムで見ると、おのずと逆算した考えになっています。

経営者の心を平和にする溝口式分析学

逆算的な考え方はビジネス全体にも影響しています。
今のビジネスは、昔と違い、いろいろな事業をいろいろな会社がやっていかないといけません。一つの事業だけをずっとやり続けるのは、特に中小企業には難しいです。

既存の事業というのは必ず小さくなっていきます。そのことに普通はどうしようかと不安になります。でも、小さくなる前、バイオリズムが高いときに仕掛けておくことで、それらが芽を出してきます。
経営者は下がっていくものにフォーカスしがちで、小さくなっている事業だけを見ると気持ちが萎えたり、食い止めようと執着してしまいますが、そうするとより循環しなくなります。
芽を出し始めたものを見ると、こちらに力を入れるときだと思え、自分の中で心の整理がつき、平和でいることができます。

最後まで抵抗した溝口先生の言葉

溝口先生のすごいところはたくさんありますが、まずは行動量、ずば抜けた記憶力、何時間でもしゃべり続けられるパワーですね。それにもちろん分析精度です。足元にも及ばないところです。

先生からの言葉で一番記憶に残っているのは「人前に出なさい」という言葉です。
私が一番苦手なことです。今の私を見ている方にはそんなことないでしょと言われそうですが、本当に嫌なんです。私のタイプとしての特徴でもありますが、恥ずかしさや他に上手な方が出ればいいのではと思っていました。

しかし先生は、「会社を仕組み化して、自分の会社だけでなく、女性リーダーとして前に出て、他のビジネスをしている方のサポートをしなさい」と言われました。

先生に言われても、そこだけはずっと抵抗していました。
それでも動くことに決めたのは、バイオリズムが下がる直前でした。バイオリズムが下がると3年新しいことができない、となると、それも嫌だなと思いました。
それなら今やってみようかと。やってみて、もししんどかったらそのときまた考えようと。

そこから行動するようになると、仕事も交流関係も広がってきました。個人の方へのアドバイスや、企業からもオファーをいただき、バイオリズム分析を活用したアドバイスを提供するようにもなりました。
今は、自社と個人へのアドバイス、企業へのアドバイス3つが仕事になっています。

あのとき出ていなかったら今の広がりはなかったと思いますね。本心では出たくないというのは、いまでも根っこにあります。
でもやっていなかったら、充電の3年間本当にやることがなかったです。どうなっていたんだろうと思います。

先生には、本当にありがとうございます、おっしゃる通りでしたという感じですね。

井後さんが溝口式分析学に出会った『潜在能力が目覚めるバイオリズム』の特別小冊子を無料でお読みいただけます。
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