年次総会2016実施レポート

溝口メンタルセラピストスクール 年次総会2016 実施レポート

毎年恒例の年次総会が今年も開催されました。この年次総会は一年に一度、スクールの卒業生が一堂に会する場です。多方面で活躍されている卒業生達が集まるだけに、普段会うことのできない方々との交流もできる貴重な機会です。
スクールとしても一年間の感謝を込めての開催となりました。

年間表彰者の発表から始まり、認定資格の最上位となるマスターメンタルセラピストの方々の講演、メンタルセラピストによるパネルディスカッション、そして懇親会と終始和やかな雰囲気で進み、大変有意義な時間となりました。

1.表彰式

1-1.分析数ランキング

直近一年間で、分析数が多かった上位7名が表彰されました。分析数の多さはすなわち溝口式分析学の活用実績の多さとなります。溝口先生からその活躍に対する賞賛とともに表彰が行われました。

分析数ランキング

  • 1位:上原 千賀子 氏(エグゼクティブ・コーチ)
  • 2位:光永 喜美子 氏
  • 3位:井後 史子 氏(メンタルセラピスト)
  • 4位:佐々木 理恵 氏
  • 5位:増渕 歩 氏
  • 6位:中峰 誠人 氏(コーチ)
  • 7位:村越 幹弘 氏(エグゼクティブ・コーチ)

1-2.在り方賞(サプライズ表彰)

溝口先生が常に重要とされている人としての在り方、人間力。それらを高く持ち、実践されている15名の方々が3つの部門で表彰されました。

在り方賞(サプライズ表彰)

1-2-1.ボランティア部門

スクール運営をサポートしてくださった方々に贈られる賞です。溝口先生はボランティアの方々のおかげでスクール運営ができていると大いに感謝と敬意を示されました。

「やってくれて有難いで賞」

  • 石上 正之 氏(コーチ)
  • 大川 正代 氏(コーチ)
  • 栗原 真理子 氏(コーチ)
  • 保科 真一 氏
  • 村越 幹弘 氏(エグゼクティブ・コーチ)

「マスターオブボランティア!賞」

  • 榎本 盛之 氏(コーチ)
  • 河合 明子 氏(コーチ)
  • 富樫 久夫 氏(エグゼクティブ・コーチ)
1-2-2.再受講部門

何度でも再受講ができる溝口メンタルセラピストスクールならではの賞です。学び続ける姿勢に敬意をはらい6名の方が表彰されました。

「振り返ればいつもいるで賞」

  • 榎本 盛之 氏(コーチ)
  • 江幡 智之 氏
  • 金城 健太郎 氏(コーチ)
  • 西海 晃斗 氏

「受講料の元取ってるで賞」

  • 河合 明子 氏(コーチ)
1-2-3.広報部門

スクールについてさまざまな形で伝え広める活動をされた方に贈られる賞です。2名の方が表彰されました。

「溝口コンテンツ普及隊で賞」

  • 榎本 盛之 氏(コーチ)
  • 山田 路子 氏
1-2-4.学長特別賞

特に長年に渡りボランティアとしてサポートしてくださったことに大変感謝し、学長特別賞が贈られました。溝口先生より、その行動がいかに大変ですばらしいことであるかが感謝とともに伝えられました。

  • 富樫 久夫 氏(エグゼクティブ・コーチ)

1-3.認定コーチ陣の発表および授賞式

溝口先生が認めた4階級の認定コーチ陣に今年度は新たに21名が認定されました。
認定コーチ」「認定エグゼクティブ・コーチ」「認定メンタルセラピスト」「マスターメンタルセラピスト」という称号で、それぞれ活動内容や実績に加え人間力が伴っており、誰から見ても恥ずかしくないバランスを持っていることが選出の基準となります。

1-3-1.認定コーチへと昇格された方

認定コーチ授与

  • 秋葉 奎壱 氏(ポテンシャル第35期)
  • 石上 正之 氏(ポテンシャル第33期)
  • 榎本 盛之 氏(ポテンシャル第35期)
  • 江幡 智之 氏(ポテンシャル第17期)
  • 大川 正代 氏(ポテンシャル第35期)
  • 小川 雅弘 氏(ポテンシャル第18期)
  • 木村 健吾 氏(ポテンシャル第19期)
  • 栗原 真理子 氏(ポテンシャル第33期)
  • 高山 明美 氏(ポテンシャル第30期)
  • 千葉 悟 氏(ポテンシャル第26期)
  • 中峰 誠人 氏(ポテンシャル第33期)
  • 野島 比呂司 氏(ポテンシャル第16期)
  • 峰 真人 氏(ポテンシャル第27期)
  • 宮田 裕一 氏(ポテンシャル第34期)
1-3-2.認定エグゼクティブ・コーチへと昇格された方

認定エグゼクティブ・コーチ授与

  • 近藤 敏明 氏(ポテンシャル第28期)
  • 酒井 勝義 氏(ポテンシャル第30期)
  • 大篠 充能 氏(ポテンシャル第27期)
  • 藤井 義久 氏(ポテンシャル第26期)
  • 矢野 マミ 氏(ポテンシャル第3期)
1-3-3.認定メンタルセラピストへと昇格された方

認定メンタルセラピスト授与

  • 末木 久美子 氏(ポテンシャル第13期)
  • 平良 真章 氏(ポテンシャル第14期)

2.総評:学長 溝口 耕児 先生

学長総評
はじめに、溝口先生より忙しいなか総会への出席に対する感謝と、この一年間を通して卒業生の活躍の素晴らしさに敬意が伝えられました。
卒業生の活躍と同時に、社会から溝口式分析学に求められる要求もハイレベルとなり、さらなるステージとして、新たに開設された「ビジネス経営学」講座について紹介されました。
ビジネス経営学とは、企業顧問や企業コンサルティングに溝口式分析学を活用した学びとなります。
多数の企業の顧問業やコンサルティング業をしてこられた溝口先生ですが、これまでそのコンテンツは非公開にされてきました。個人から多数の人が絡み合う組織へと分析学の活用の範囲を広めるとその影響力も大きく、使い方の難易度が格段に上がってしまうからです。
ビジネス経営学では、個人から組織に焦点を当てた更に上のステージを学ぶことができます。溝口先生の知識のすべてを学べる機会をぜひ活用するよう伝えられました。
最後に来年もまた元気で再会できるようお互いにがんばりましょう、と締めくくられました。
(ビジネス経営学を体験できるビジネスセミナー開催中)

3.マスターメンタルセラピストによる講演

マスターメンタルセラピスト3名の講演が行われました。多方面で活躍されている皆さんから直接お話が聞ける貴重な時間です。

3-1.井上 裕之 氏「自分の人生を変える情報発信について」

井上 裕之 氏「自分の人生を変える情報発信について」
ベストセラー作家でもある歯科医師の井上裕之氏。情報発信により自分の人生が変えられること、その情報発信のポイントが惜しげもなく伝えられました。
井上氏自身もfacebookで「朝の独り言」として毎日情報発信を行っておられます。その情報発信が、電子書籍や急な書籍出版のきっかけとなったり、学会での特別講演などにもつながっていると実体験を述べられました。
そして情報発信するときのポイントをお話くださいました。

井上裕之氏
情報発信するときのポイントとして、ピーター・ドラッカーの5つの質問を当てはめることができると。

①何のために情報発信するのか(ミッションは何か)
②発信したい相手は誰なのか
③情報発信の相手は何を求めているのか(価値は何か)
④情報発信にどのような成果を求めているのか
⑤情報発信のための計画実行はどうするのか

これら5つの質問に対して明確に答えられるかが大切で、答えられなければその情報発信を見直す良い機会となること。

また、その他のポイントとして
・情報発信者の人柄/人間性が信頼できること
・一貫性があること
・分かりやすい内容であること
・継続性があること
・独自性があること
を合わせて考える努力も必要であること。

これらがしっかりしている情報発信からは、さまざまなものが生まれていくことを自らの経験を例に挙げ語ってくださいました。
人の価値になる情報を継続的に発信し続けられることは自分の自信になり、自信が満ちているとエネルギーが出て人が集まってくる。このように情報発信は何かを成し遂げるために重要であること。ぜひ、今日の総会の内容を帰ったら情報発信するところから始めましょう!と。ひとつのことを継続して行い、情報発信を続ければさまざまなチャンスがやってきますと語ってくださいました。

3-2.森下 誉樹 氏「自身のメンテナンスを行い、上達を続ける」

森下 誉樹 氏「自身のメンテナンスを行い、上達を続ける」
兵庫県姫路市にて歴史あるモリシタハウスグループの代表を務めておられる森下誉樹氏。常に自身のメンテナンスを行い、上達を続けることの重要さをお話くださいました。

近年、マーケットイン(お客様の声を聞いて提案する)に固持している会社や営業が不調であったり、セミナー等で漠然と「やりたいことを見つける方法を教えてください」といわれるなど、自分で選ぶことができない状況があると感じておられるそうです。
そういった人々を引っ張っていく存在となるために何が重要なのか語ってくださいました。

森下誉樹氏
大前提として、運動しないと体力が落ちるように、人生は定期的にメンテナンスを行わないと衰退してしまう。
「自由」という言葉が好きな人がいる。私たちは何を選択しようと自由だが、体育がなければ運動しなかったり、受験があるからこそ勉強をするように選択の自由がありすぎると人は堕落してしまいがち。

何かを与えてもらうためには、自分をトレーニングし、リスクを負わなければならない。そうして初めて自由に生きることができ、やりたいことを見つけることができる。つまり不自由の中にしか自由はない。
不自由であることを受け止めると上達が生まれる。上達することが能力の正体である。上達して初めて自由を得られるが、それは不自由の中にある。自由に好きなことをしているだけでは上達しないからだ。これは皆わかっているが、すぐに忘れてしまう。

やりたいこと、求められていること、自分に向いていること、この3つが重なったところが能力である。
自分が求めるものが分からない、選ぶことができない人々を引っ張っていくためには、自分が上達しなければならない。その上達し具合、つまりは在り方に人は信頼を寄せてくれる。
常に上達していくために進んでいきましょうと鼓舞してくださいました。

3-3.平間 正彦 氏「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」

平間 正彦 氏「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」
学習塾を運営され、企業の人材育成など教育分野に精通した平間正彦氏。溝口メンタルセラピストスクールでも心理コミュニケーション学の講師を務めておられます。
平間氏からはピンチの裏にチャンスがあることをご自身の経験を交えてお話くださいました。

若いころはご家族との関係に問題を抱えており、なかなか歩み寄ることができなかった。しかし、子供の大病などさまざまな困難に直面したとき、それがお互い素直に向き合うきっかけになり、誤解やわだかまりが解消されたそうです。

平間正彦氏

節目節目が「向き合いなさい」「話し合いなさい」というメッセージのようで、必ず家族との時間が生まれ、よい方向へ向かうきっかけになってきた。
このように誰にでも仕事やプライベートで逆境やピンチが訪れるかもしれない。それは、嫌なこと、避けたいことであるが、それが大事な節目になる。嫌なことの裏にこそチャンスが潜んでいる。逃げず、あきらめずに向き合うことで、その裏に潜んでいるチャンスをつかむことができる、と語ってくださいました。

4.メンタルセラピストによるパネルディスカッション

メンタルセラピストによるパネルディスカッション
4名のメンタルセラピストが、自ら経験した過去の事例を紹介し活動のアドバイスを行うパネルディスカッション。
登壇していただいた藤山 陽一氏、井後 史子氏、新留 巧三氏、森下 吉伸氏の4名のメンタルセラピストは、企業を運営する経営者としても、アドバイジングを行うカウンセラーとしても豊富な経験をお持ちの方々です。

15_148
今回は「初期段階で相手を見立てるには」というテーマで以下の内容が紹介されました。

  • 対話相手をすばやく見立てるための心構え
  • 安定した成果を生み出すためのポイント
  • 相手にとって価値ある結果を生み出す方法
  • 卒業後にできるだけ早く分析力を身につける方法
  • 効果的な対話を行うポイント
  • ひらめきや感覚の大切さ

このような内容については年次総会以外にも、溝口メンタルセラピストスクールが開催するイベントでも触れる機会があります。イベントの最新情報はこちら>>

《第二部》懇親会

第二部:懇親会
毎年、参加者の楽しみの一つが和気あいあいの懇親会です。溝口メンタルセラピストスクールは既に13年間続いていますが、年間4回に分けて入校生を受け入れているため、受講生の期間は同じクラスの人としかほぼ交流がない状態となります。しかし、スクールへ入校される方はやはり意識も高く、本業で活躍されている人や、これから独立開業を目指される方など前向きな人ばかりです。そのような卒業生が全国そして海外から一堂に会する機会ですから大きな出会いのチャンスとなります。

17_164
チームゲームを行うなど、自然と打ち解け合う時間を過ごしていただきながら、閉会後に初対面だった人同士が仲良く帰って行かれる光景が印象深く残ります。

19_187
懇親会での出会いは、活躍している憧れの人と距離が近くなったり、ビジネスパートナーが生まれたり、自分の夢の実現をサポートしてくれる人との出会いにもなります。
共通する話題が溝口式分析学という人生の流れを読むコンテンツだけに、“共感できる人達”が集まる懇親会にはたくさんのお土産があります。

18_179
懇親会の最後には、エグゼクティブ・コーチの認定資格を務める村越幹弘氏より、また一年間を頑張りましょうと締めくくっていただきました。

20_204

年次総会後のご案内

  • これからスクールを検討されている方で「あなたの仕事がうまくいく12の才能」をすでにご覧になりましたか?今なら無料ダウンロードできます。
  • 事務局からの最新情報はこちらで随時公開中です。