卒業生の声（新留 巧三 さん：株式会社さつまホーム 代表取締役 社長）
溝口先生と出会ったきっかけは紹介です。
今から１０年以上前になるんですけど、友人が溝口先生のコンサルティングを受けて
「非常に面白い先生がいるよ」
ということでお会いしたのが最初の出会いですね。
当時は会社の規模も本当に小さくて、社員１０名程度の小さな工務店でした。
ただ、野心もあったので、いろんなことを勉強していたんですが、結局は自分がいなければ何も回らない。現場を離れることができない。２４時間電話が鳴りっぱなしみたいな状況で、人に依頼することもできない。
その状況をどうしたらよくできるのか？
自分の代わりになるリーダーを育てるのにはどうしたらいいのか？
というのが一番の悩みでした。
そんな時に、溝口先生は、人間関係や人材育成、組織作りが得意だという事で、ご紹介いただいてお会いする事にしました。
溝口先生にお会いした最初の印象は“非常に不思議な人”という印象でした。
そして、すぐに顧問になっていただきました。
ただ、しばらくのうちは実を言うと半信半疑でお会いしていたのが事実です。
というのは、私は、自分の見えてる範囲の人間関係だけを捉えていたのですが、先生がおっしゃるのには、もっと大きな周りとの関わりとか、そこに対する影響といった話があるんです。
だから、当時は、先生のおっしゃっている意味も十分に理解できていなかったんですね。
それが、全て後付けで先生がおっしゃったことが現実に起こっていくんです。
先生が「多分、こういう感じだよ」と言われた事が、時間の経過と共に順番に証明されていくんですね。
だから先生のアドバイスをまともに聞かなかった時もあったんですが、そうするとやっぱり不測のことが起きたりとかしたんですね。
そうして、先生と毎月お会いするようになったのですが、毎月何をしてたかというと、先生と次の一ヶ月をどう過ごすかって話をさせていただいていたんですね。毎月毎月、次の一ヶ月をどうするか。
よく自分でビジョンとか計画を立てるんですけど、それを一人で実行するのって結構、難しいですよね。
それが、毎月、溝口先生とお話ししてると、本当に細かな指示がくるんですね。
特に人間関係とか社員のありようとか社長の今のスタンスとか、私のスタンスとかね。
工務店の実務については、先生はあまりお分かりにならなかったと思うので、人と人との関係性について具体的に
「こういう社員だから今はこういう風にしてあげたらいいんじゃないか」
「社長、今こういう時だから守ったほうがいいよ」
とか
「今、攻める時ですよ」
とかっていうアドバイスを自分の実務の目標にからめていけるっていうのがすごいメリットだと感じたんですね。
やっぱり経営者には話し相手が必要ですよね。
でも、それは社員ではない。
同じ経営者の中にいれば良いんですけど、当時はいなかった。
だからこういうアドバイザーっていうか、話ができる存在ということで非常に価値を感じましたね。
それで、その後も毎月毎月継続した結果、自宅で始めた事業が、自社ビルになった。
最初スタートした頃は１０名ほどだったんですけど、国内だけで５０名を超えるし、海外も入れると１００名を超える規模になりましたから、それは毎月毎月の積み重ねの成果だと思いますね。
溝口先生がいたのと、いなかったのとでは、格段の差があったと思いますね。
自分でミッションを決めてもゲージがわからないですね。
要は自分がどの程度進んだかっていうこともわからないし、どの程度進めばいいかっていうこともなかなか分かりにくいですね。要は進む力が強いということは冒険になるし、チャレンジになりますよね。でも、自分が無茶なこと言ってるのか、そうでないかって判断すら、実は自分の中ではなかなか決定しにくいですよね。
先生の中で
「今は、ちょっとそういう時期じゃないよ」
とか
「今は、何やっても大丈夫ですから行ってください」
みたいなね。そういう言葉をいただくだけで自分のモチベーションというか自信に変わりますよね。
自分の行動がいわば全部補強されているので実行できたんじゃないかなと思いますね。
そんな中で、先生がスクールをやられるということで参加しました。
先生が何からそういうアドバイスが出来ているのかっていう興味があったというのが一つ目。
二つ目は、できれば社員にとって先生のような役割ができないか。
スタッフにとって自分が何かアドバイスできるような役割にはなれないかなと。
そんなことを考えてスクールに行ったというのがスタートですね。
スクールに行ったことで、散らばっていた材料が整理統合されました。
「あー、あれはこういう意味で言ってたのか」
とか
「この関係性の中からこういう風に生まれたのか」
ということが非常に整理されましたね。
スクールに入るまでは、受身の態勢でアドバイスを受けるだけだったんですけど、スクールを受講したことによって、人に対してアドバイスを与える事ができるようになった。その結果、アドバイザーっていうか、周りの人たちの成長をお手伝いするというところに目がいくようになりましたね。
貰う以上のものが与えられればなということで、自ら動くような活動に変わってきましたね。
私自身のあり方も変わりましたね。
社内でも面談を積極的に行なったりとか、勉強会をやったりとか、インストラクター的要素やコーチング的要素っていうのが強くなりましたね。
面談では、事前にその人のデータをやっぱり頭に入れますね。
それで今何をすべきかってことをその人との会話の中で引き出すようにしています。
人を変えることは多分難しいと思うんですね。でも、その人の持ってる力を見つけて、「ここが光ってるんだよ」っていうような表現だったら、その人に可能性が生まれるかなって思うんですよね。
やってることを否定して「こうしなさい」ではなくて、もともとその人の持ってるエネルギーというか、良さを引き出してあげる。
スクールのコンテンツにはそれがあるので、私の考えということだけじゃなくて、その人の光っているものを見出す一つのツールとして使っています。
ないものを引き出してるわけではないんですね。相手の長所を引き出したい場合には、スクールで得られる知識は必要かなって思いますし、役立ってます。
自分が溝口先生とやったのと同じように、毎月、今月はこうしようとか、３ヶ月単位でこうしようとか、１年でこうしようってやっていく事で、やっぱりうちのスタッフの中にも新しい意識が芽生えるんですね。
足元しか見えてなかったスタッフが、今は守り時だとか、ここは攻め時だとか、ここは考える時だとか、落ち着きを持って対応できるようになる。いろんな問題が出ても、今は問題が出る時期だということがわかれば、そんなに慌てることがないし、決断に迷っている時に、今は決断の時期だよっていうことがわかれば、積極的な決断に入っていく。
まあそういうことで、スタッフのビジョンや、ちょっとした未来に近づく方法としてスタッフは使い出しましたし、私が学んでいるのもスタッフは知ってますから、
「社長、今、私ってどんな状態？」
っていうような質問も飛んでくるようになって、うまく活用しているスタッフも増えたのかなと思います。
リーダーは増えましたよね。
私が先生に以前やっていただいた役割をする事でリーダーが増えましたし、彼らの中にもスクールの卒業生がいますから、彼らがまたその下のスタッフに対して光をあてるというか、良いところを引き出す作業をやっていますね。
リーダーが増えた事で、以前は２４時間電話が鳴りっぱなしみたいな状況でしたが、今はほとんど電話は鳴らないですね。１日1本あるかないかです。
スクールで学んだ効果は本当に大きいですね。
今後は、自分が得たこういう知恵を必要な人に分け与えていくというのは、使命を持ってやらないといけないと思っています。その中で相乗効果を生んで自分が予期する以上のものに変化していくんじゃないかと思いますね。ここ数年、そんなことを感じているので加速はさせたいと思いますね。
溝口メンタルセラピストスクールで学ぶと、相手の長所、短所、性格の傾向はもちろんの事、生まれ持った能力の適性、才能といった事もわかります。
その結果、新留さんのように相手の光るところを見つけ、伸ばし、導く事も可能です。適材適所に人材を配置し、良いところを伸ばしてあげる事で、やる気と才能を引き出し、自信を持たせる事になり、主体的に動き、考えるリーダーが育っていくのです。
その結果、新留さんがそうだったように、経営者の自由な時間は増えながらも、組織全体のパフォーマンスは大きく向上する事になるのです。
単なるテクニックやノウハウだけではなく、人間力のベースを築いたうえで、精度の高いコンテンツを活用する事で、短期間に結果が変わり、その変化が持続するのです。
まずは、プレ講座で溝口コンテンツと、溝口耕児のあり方を気軽に体験してください。
