『天の時・地の利・人の和』

この言葉は、日本では戦国時代の名将
「上杉謙信」が使ったことで有名ですが、
語源は2300年も前、中国の大哲学家
「孟子(もうし)」が残したと
伝えられています。

『天の時は地の利に如かず、
 地の利は人の和に如かず』

意味は、時代を変えるには、
 
1.天の歯車がうまくかみ合っていること
2.地勢の有利さに恵まれていること
3.家臣や領民・民衆がまとまっていること

これらがうまくまとまったとき
行動を起こすベストな条件となるのです。

行うことを「戦」に例えても良いですし、
企業なら「業績向上」のための
発展的攻撃に使っても良いし、
「政治改革」に使っても良いでしょう。

もちろん
家族で何かをなそうとするときの心構えや
転職・転居・新築等、
プライベート的イベントに使っても
良いでしょう。

いずれも、行き当たりばったりでは、
大成功をなすには万全ではない!
ということです。

2014年12月、衆議院総選挙で
自民党が予想通り圧勝し、
アベノミクスが継続的に動き出しました。

「天の時」としては、
今日本の民衆は心から好景気を望み、
「地の勢い」も間違いなく経済発展を望んでいます。

また、国際社会的にも
日本のリーダーシップは期待されています。

ところが、「人の和」だけが足りません。

一般大衆や中小企業が喜ぶ
アベノミクスが進んでいけば、
日本を変える!日本の改革!
は完成します。

あなたの認識はいかがですか?

「増税」にしても、
本来2015年10月に増税でした。

10月の増税を前にして、
2015年3月31日が「駆け込み需要」の
猶予期間でした。

となると、2015年4月から10月増税を挟み、
その後6ヶ月は買い控えになってしまいます。

しかし、18ヶ月延びました!!

この18ヶ月の過ごし方
(アベノミクス戦略)によっては、
社会も法人も家庭も
平和な好景気を享受できますが、
18ヶ月間ボヤーっとしていれば、
庶民の生活水準は
一向に何も変わりません。

国民一人一人が早急に
18ヶ月プロジェクトを立ち上げ、
18ヶ月後の目標を明確にし、
目標完遂のための日々の行動計画を作り、
忠実に実行してほしいものです。