卒業生の声(富樫 久夫 さん:旅行会社 勤務)
私は、新潟県で旅行関連の会社で、主にスタッフのマネージメントをしています。
いわゆる中間管理職で、2015年で勤続35年になります。
2003年の11月に、クモ膜下出血で倒れて、生きるか死ぬかのところまでいきました。
ですが、奇跡的に回復して12月に退院。
翌年、2004年の2月には仕事に復帰する事ができました。
戻って気付いたのは、自分がいなくても会社が回っていたんですね。
復帰してからも3カ月はお客様扱いで、
「いいよ、いいよ。無理しなくていいよ」
という感じで、何もさせてもらえない。
今まで自分は一生懸命仕事をしてきたのに、自分が居なくても会社が回っている。
「自分の存在価値ってなんなんだろう」
というところから、自分探しが始まったんです。
同時に、サラリーマンだったら自分が死んだら収入途絶えちゃうし、子供も奥様も路頭に迷う。だったら権利収入みたいなこととか、後に残せるようなものを学んでおきたいなってところから、いろんな事を学び始めました。
最初はお金を何とかしたいと思ったんですけど、いろいろ学んでいくうちに、やっぱり体が資本かなと思って健康のところから入った。さらに学ぶと、体よりも心とかメンタル的なものが崩れていると全てが根底から覆されるなということが何となくわかってきた。
そんな中でたまたま出会ったのが溝口先生だったんです。
溝口先生の分析は、元々持って生まれた細胞レベルのものが根底にあって、そこからの分析ですよって話を聞いた時に自分の中で、「あ、そうだよな」って。
もともと持ってるものというのはやっぱ何か細胞にはあるんだよなと。
それを統計学で分析していった時に何か一つのものが見えてくる方向性が見いだせるのかなって。
そして、「それができるんだったら面白い」と思って2011年にスクールに入りました。
スクールに入って一番大きかったのは、クレーム対応が楽になったということですね。
私の大きな仕事の一つにお客様のクレーム対応があるんですが、私達マネージャーって、お客様から怒られて、結構おかしくなった時に、初めて呼ばれてくるケースが多いんです。
そうすると、またいちから「どうしたんですか」っていくと、またそれに対して怒る人もいるんですよ。「何度同じ事説明させるんだ」って。
ただ、行ってすぐ謝っても「何に対して謝っているんだ」って人もいるし、「謝れば良いと思っているのか」っていう人もいらっしゃる。
それが大きい件案であればある程、組織がある程度大きいので、即決が出来ない状態。例えば、「ここで権限与えられれば終わっちゃうのにな」と思うんだけれども、それが言えないがためにずっと堂々巡りをしなきゃいけないっていうことがあるんです。
そうすると組織云々ではなくて、お客様に対して何ができるのかっていう事になる。
それが、スクールで人によって怒りのポイントが違うという事を学んだ事は大きいですね。
分析をしているわけではないんですけど、やっぱり怒りの感情って言うのは一番大きくて、相手の話を聞いていて、
「あ、このスイッチが入ったからかな?」
「すると逆算していくとこの人はこのタイプかな?」
「じゃあここからアプローチしていけば、もしかすると変わるかな?」
っていう推測ができるようになる。
怒りの部分だけは、そういうお客様と接している機会が多いので、その人のタイプがあたりがつけられるようになった。
分析ありきではなくて、対応ありきで、逆にそこから引っ張って来て、こういうタイプかなってところまでいって、それに対してのアプローチが出来る。そうする事によってやっぱり解決するスピードが早くなりましたね。
今までは、問題を起こしてから来るので「あ、やだな~」みたいな感じだったんです。
でも、今は、「どうしたんだ」、「お客様は何を怒っているんだろう」っていう姿勢に変わった。
逆にお客様をそこでしっかりフォローアップできれば、逆にリピーターになっていただける。
お客様は、私達を良くするために言って頂いているという、そういう観点まで持てるようになったのは大きな違いだと思います。
クレームのお客様を敵とみるか、私どもの店舗を良くして頂けるご意見番だという風な視点でとらえるか、そこが非常に大きくて。
そうするとこっちの対応の顔だったりとか、言葉遣いが全く変わってくるんですね。それはお客様も敏感に察知してくれるので。そこは自分の中でも大きく変わったし、役立ってるなと感じますね。
あとは、スタッフの方向性のアドバイスでもとても役立っています。
私の会社では6割くらいが契約社員で、5年間で離職しなければいけないんですね。もちろん、その間、社員試験を受けられるんですけど、それに受からなければそこで契約を止めて、また別の会社に行かなければいけない。
大体、今、3年目ぐらいから、毎年面談をすることになっているんですが、その面談の時にコンテンツを使いながら、相手の方のライフサイクルだったりとか、ビジョンとかをしっかり話をさせていただくんですね。
コンテンツをしっかりみながら
「あなたには、こういう適性がもしかしたらあってるかもしれないね」
とか
「こういうの得意だよね」
という事で、自分の持ってるものに気付いていただいて、次の仕事にもつなげられる。
実際、辞めた方が再就職が決まったって報告に来られた時に、
「あれやっててよかったです」
「あの時、富樫さんの話聞かせてもらって、やってみようと思ったら今、就職決まりました」
と言ってくれて、とっても良かったなって。
以前は、そこまではなかったと思うんですね。
今ここにいるだけなので、関わりはあまり持たないで、離れる方は離れていってもらうという感じでした。
今、スクールのコンテンツをやって関わっていく事によって、私と関わってくれたから一生、最後まで面倒みるわけじゃないですけど、一生関わっていきますよっていう、その絆が結構、私の方から出てきたというか。
前は私の方からも繋がりを求めなかったし、ほんとに仕事だけの付き合いでしたが、今は、プライベートまで踏み込んでたりしているので信頼関係が出来てきたのかなっていう感じですね。
先生が良く言ってる「コンテンツは切れる刀だ」と。
だから、それを使う側の人間の人間力だったりとか、人としてどうなのかっていうところ。
そこがやっぱり一番大きいと思います。
溝口先生のスクールは、いくらでもまた再受講できたりとかするので、その深まりが強いっていうんですかね。
私も卒業してからずっと2年くらい、3カ月おきにスクールに来させてもらってて、定期的に先生の話を聞いているんでその人間力の部分がぶれていかないんだなって。
先生はそこがずっとぶれていないし、そこが一番の良いところだなって感じはしてますね。
人間のあり方っていうんでしょうかね。そこでしょうね。
最終的にはどうありたいか。生かされた時に、じゃあ何のために生きてるんだ?何のために生きていくんだ?っていう時に、「まずは、自分も光り、相手も光る」っていう。
相手を光らすと自分が暗かったりとか、自分ばっかり光らすと相手が暗かったりする。
であれば、自分自身が光ればいいんだよなって。
そうすると全体に自分が光っていれば、相手の方も明るいし、自分も明るい。
「富樫さんと話して、自分がちょっと方向性を決められなかった時に後押しをしてもらった」
っていう声を掛けられた時が嬉しいですね。この感覚をもっと味わいたい。
それってよく考えると存在価値を認められたっていうことですよね。
自分が始めたきっかけが、ここに自分が居なくても良いっていうことは、すなわち自分が認められてなかったから。わざわざお礼を言いにきてくれたという事は私の存在を認めてくれたから。
自分の中ではそれが非常に大きいのかなって。いいよいいよとは言いながらも、認めてもらうっていうのは嬉しい。自分の味わいたいところを味わせてくれるスクールのコンテンツだったっていうのは大きい。
今、特に女性が世にいっぱい台頭してきてますんで、そういう女性でも例えば起業される方とか、何かをしていきたいという人、そういう人に対して、コンテンツを使ってご自身の強みはこうですよと知っていただく。
「今、こういう時期ですね」とか、弱い部分については、そこにどういうブレーンをつけていけばいいかということをしっかりとお話をしながら、他の人とマッチングさせる。そういうマッチメーカーだったり、いわゆるプロモーターのような立場ですかね。そういったところを目指していきたいなと思っているんですね。
それをやり始めようと思ったらまわりが変わって来ましたね。
アンテナを立てた事によって結構、周囲の方々が関わってこられまして、独り立ちをして稼ぎたいっていう女性の方や、主婦をしながら自分の好きな事で稼いでいきたいっていう方達が非常に私の周りにいっぱいいらっしゃるんだなって気付かせられたので、その方達のサポートをして、タイミングがこうだとか、じゃあこういう人紹介しますよとか、そういう事が非常に今、やれるし、やりたいという状況になってきています。
溝口メンタルセラピストスクールで学ぶ分析学を使えば、相手の性格の傾向も手に取るようにわかり、相手の個性、タイプに合わせたコミュニケーションをすることができます。
また分析データがなくても、相手を観察する事で、富樫さんのように相手のタイプにあたりをつけ、接客や顧客対応に応用する事もできます。
また、スタッフや相手の能力適性やタイミングを把握し、スタッフのやる気を引き出したり、方向性をアドバイスするコンサルティングやカウンセリングも可能です。
まずはプレ講座で、溝口コンテンツを気軽に体験してください。