先日、業績が下降気味の大手法人に招かれました。

招かれた理由は、役員(幹部)のモチベーション教育です。

1時間は全体セミナーで集団意識を活用し、
「社員一丸となって、目標に向かってやる気を集合させましょう!」
というテーマでお話をさせていただきました。

続いて、個人面談にうつりました。
すると、驚くべき発言が続発したのです!

「幹部の人材結集が企業を救う!はよく理解できます。
 しかし、私には役員としての任期があるので、頑張っても意味が無いんですよね。」

「所詮私は雇われ人間ですから、会社に命を懸けても、
 定年になれば終わるのです。」

「役員全員、自分の出世や任務に忠実なだけで、やる気なんてありません。
 忠義面してますが、自分の事しか考えていませんよ!」

いかがですか!
こんな他力本願で無責任な役員が揃ったら、どんな法人でも崩壊ですよね!
震災のT電力、大手電機メーカーT社、皆同じかもしれませんネ!

給料を貰った分だけ働けばよい!
上位から命じられたことだけしてればよい!
仕事をやらされている!

こんな考えで労働していたら、勤める法人が進化などしませんし、
自分の成長もありません!

【働く】とは、人が動くと書くのですが、
自分を成長させる為に働くのです。

自分の為に真剣に取り組む姿勢が、周囲や部下、お客様を感動させ、
そんな在り方の幹部が多い法人が発展するのです!
そして、そんな幹部に部下は付いて行くのです!