昨今、私のもとに訪れる
個人相談のお客様は国内大手・国内屈指、
いわゆるメジャー・巨大法人の
中堅サラリーマンが多いのです。

その方たちの質問で
よく出てくる内容を挙げてみると…

1.仕事に楽しみが持てない

2.業務スキルが上昇しない

3.発展性を感じない

4.法人の将来の成長性が不安

5.勤める法人で必要とされているのかわからない

6.自分にはどんな任務が向いているのか?

等々です。

その質問に対して
私はいつもこんなアドバイスをします。

そもそも【働く】とは、
どういう意味なのでしょう?

当然、食べていくためです。

人間は【食】という行為で
肉体維持をしていますから…

でも、市場経済において
その食べ物は誰かがつくり
商人が生産者の作物を流通させています。

一方で、それらを買い、食べる人たちは
それらの食べ物を貨幣で買うのです。

つまり、【売る】と【買う】の間には
【貨幣】が動くのです。

その貨幣を得るために、
人は働いているのです。

簡単ですね!

でも、その簡単な論理を
意外と考えずに、みな働いているのです。

極めて断片的な切り口からお話しましょう。

現在の貨幣収入をさらに上昇させるには
どうすればよいのでしょう?

1.勤めている法人内で命じられている【作業】に
 諸々の工夫を加えて【仕事】にする

「あの人がいないと、会社(部・課)が動かない!」
と言わせれば良いのです!

2.『やらされている!』ではなく
 『やりたいのでやっている!』にする

自分の請け負った仕事!と捉えてもよいでしょう。

3.自分が法人の経営代行(自分の役割のトップ)と
 捉える

<無冠の帝王>という言葉がありますが
帝王でなくても帝王のつもりで国を治めろ!
という意味です。

4.「自分がやらねば誰がやる!?」という
 責任感・使命感を持つ

「自分がやらなくても誰かがやる!」
などと考えないことです。

5.働いて給与をいただくことは当たり前
 でも、そのための仕事、社会経験は
 自分を磨くために使う

自分を高める道場が職場であり、社会です。

6.職場は人間関係を上達させる練習の場である

仕事をしながら、いながらにして
対人対応を学ぶのです。

7.社会通念、常識、コンプライアンス、
 コーポレートガバナンスは、
 世代の物差しと位置づける

「人の振り見て我が振り直せ!」ですね。

上記のように
いろいろな角度から自分を成長させるのです。

こうすると
脱サラリーマン的発想が生まれてきます。

つまり、成功への工夫や応用力です。

自分の人生は
自分でいかようにも変えられますよ!