私の若い頃(40年ほど前)のサラリーマン像と言えば、
【イエスマン】の時代でした。

終身雇用の時代でしたので、最初の就職で一生が決まってしまう時代です。

中には、独立開業や起業を目指す人もいましたが、ほとんどは安定を求めて、
勤める会社にしがみついている人が多かったと記憶しています。

必然的に、上司から可愛がられるような【イエスマン】や
部下から嫌われ無い為の【イエスマン】が多かったのです。

今思えば、自己主張や信念の無い[芯が無い人]が多かったのでしょう!?

一方、この時代も積極的に発言し、リーダーシップを前面に出し、
常に「俺が!俺が!」をアピールする人もいましたが、
それらの人はほとんど潰されたり、周囲から批判を受け続けていました。

これらの人は、[目立ち過ぎ][我が強い][生意気][可愛げがない]と
評されていました。

昨今はどうでしょう?

自己主張や前向きな発言、提案の無い人は、認めてもらえない時代になりました。

でも、ここからが問題です。

「時代が変化した!」という事に気づいていない人が余りに多いのです。
加えれば、変化は理解していても、どの程度のアピールをすれば良いのか?
が解らないのです。

理由は簡単です!
[井の中の蛙]状態なのです!!
大手企業に行けば行くほど、この現象が顕著です。

中には、社会の変化をこれから学ぶ事が面倒くさいので、
「これが我が社風だ!」などと詭弁を述べる大手幹部もいるのです。

これからの社会は、世界に目を転じ、島国根性を捨て、
大きな視点や視野で社会や企業を見渡し、そこに順応しうる頭の柔らかさや
対応力を身に付けないと、新たな社会に置いてきぼりになりますね。

私の経営塾(メンタルセラピストスクール)では、
どんなジャンルの仕事(社会)でも対応しうる人材をトレーニングしています。
これからの日本で活躍する若者や、企業の幹部は是非見学に来て欲しいものです。

2016年は【人間磨き】と【スキルアップ】の時代ですよ!